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トイレつまりでワイヤーブラシを選ぶときの失敗例とは

よくある4つの失敗


トイレつまりを直す道具にワイヤーブラシがあります。
スッポンと同じくらい代表的な道具で、ホームセンターやネットでも購入できるため、比較的手に入りやすいです。
しかし、どれでもいいというわけではありません。
選び方を間違えると失敗することもあります。
よくある失敗は、長さが足りない、太すぎる、強度が足りない、固すぎるという4つです。
短い場合や太すぎると、つまりが起きている場所まで届きません。
逆に、細くて長いものだと途中で折れてつまり具合がひどくなる恐れがあることや、固すぎて扱いにくく感じるでしょう。
特に、途中で折れると取り出しにくくなり、便器の着脱作業が必要になって修理費も高額になります。
トイレはシンプルな形をしているように見えますが、排水管はカーブが多く、固すぎると突っかかって奥まで入り込まないということも少なくありません。
適切なものを選びましょう。

解決できないものもある

ワイヤーブラシは様々な種類が売っているため、商品の特徴やトイレの排水口の状態をしっかり把握していないと、失敗します。
つまりが起きている場所に目星をつけた上で、適切なものを選ぶことが大切です。
また、ワイヤーブラシはどのような原因でも解決できる道具ではありません。
効果がない原因は水に溶けない固形物、水を吸収するもの、食べ物などの油脂です。
これらは、物理的に取り除いたり高圧洗浄機を使って少しずつ砕き、除去していく必要があります。
闇雲にワイヤーブラシを使うと、詰まっているものが奥へ進んでさらに取り出しにくくなる恐れがあります。
悪化して大掛かりな修理作業になると、その分費用も高額です。
失敗しないように、まずは原因を特定することから始める必要があります。
水位が高い場合は、しばらく放置してみてください。
放置したことで水量が減っていけば水に溶けるものだと判断することができ、ワイヤーブラシで作業することができます。
しかし、何をつまらせたのかわからないこともあるでしょう。
原因不明のまま作業するのは悪化する危険性があるため、最初から修理業者に連絡することが大切です。